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ウイングアーク1st
MotionBoard/Dr.Sumによる製造業向けデータ活用基盤
製造現場では、設備やPLCから日々さまざまなデータが生成されています。しかし、「データは存在するものの活用できていない」「設備ごとに情報が分散している」「見える化のためのシステム構築に時間とコストがかかる」といった課題を抱える企業は少なくありません。
ウイングアーク1stの「MotionBoard」および「Dr.Sum」と、たけびしの「デバイスエクスプローラ OPC サーバー」を組み合わせることで、現場設備のデータ収集から蓄積、可視化・分析までを効率的に実現できます。
多様なメーカーの設備やPLCからデータを収集できるデバイスエクスプローラ OPC サーバーと、収集したデータを可視化するMotionBoardおよび高度なデータ活用基盤であるDr.Sumを連携することで、製造現場のDX推進を短期間かつ低コストで実現します。
MotionBoard、Dr.Sumとは
製造現場のデータ活用を実現するためには、設備データを収集する仕組みだけでなく、収集したデータを蓄積・分析し、誰もが活用できる形で見える化する仕組みが必要です。
ウイングアーク1stのMotionBoardとDr.Sumは収集したデータを有効活用するためのプラットフォームとして機能します。両製品を組み合わせることで、「設備データを集める」から「気づきや改善につなげる」までを一貫して実現できます。
MotionBoard
MotionBoardは、企業内のさまざまなデータを統合し、ダッシュボードとして可視化できるBIプラットフォームです。特徴は以下の3点です。
- 多彩なデータソースの集約とリアルタイム可視化:他システムのデータやExcel/CSVファイルに加え、IoT機器や位置情報など60種類以上のデータソースと連携可能です。異なるデータを統合し、ダッシュボードや地図上へリアルタイムに集約・可視化できます。
- ダッシュボード上でのデータ入力と業務アプリ化:一般的な「見るだけ」のBIツールと異なり、画面上から直接データの入力や更新が行えます。現場の業務入力からデータの可視化・分析までを単一の画面で完結させ、業務アプリケーションとしても活用できます。
- 生成AI連携やノーコード設計による高い操作性:マウスのドラッグ&ドロップやノーコード設計により、専門知識がなくても高度なダッシュボードを作成可能です。さらに最新機能では生成AI(AIウィジェット)と連携し、自然言語の指示でレポート生成やデータ分析を行えます。
Dr.Sum
Dr.Sumは、大量のデータを高速に蓄積・集計できるデータ分析基盤です。特徴は以下の3点です。
- 特許取得の高速集計データマート:独自開発のインメモリ技術や列指向(カラム型)データベース技術により、億単位の大規模なデータであっても超高速な集計環境を実現できます。
- 直感操作・AI支援:GUI設定と生成AIによるデータ加工支援により、専門知識がなくても直感的に操作できます。複雑なSQLやプログラミングの知識は不要です。
- 現場業務に最適なレポーティング:操作が簡単なExcelライクなインターフェースを持っており、誰でも簡単に活用することができます。さらにWeb上で簡単にレポートを共有することができ、日常業務に浸透します。

図1:ウイングアーク1stが提供するデータ分析・活用基盤
デバイスエクスプローラ OPC サーバーとMotionBoard/Dr.Sum連携のメリット
製造現場でデータ活用を推進するためには、「現場データを収集する仕組み」と「収集したデータを活用する仕組み」の両方が欠かせません。
デバイスエクスプローラ OPC サーバーは設備やPLCとの接続を担い、MotionBoardは蓄積されたデータの見える化や分析を担います。両製品を組み合わせることで、設備データの収集から蓄積、可視化までを一貫して構築でき、製造現場のDXを効率的に推進できます。
デバイスエクスプローラ OPC サーバーとMotionBoardを連携することで得られる主なメリットは、以下の通りです。
設備データを簡単に収集
デバイスエクスプローラ OPC サーバーは400シリーズ/100ベンダー以上の仕様を網羅するWindows用のデータ連携用通信ソフトウェアです。
既存設備を大きく改造することなくデータ収集を開始できるため、設備更新を伴わないスマートファクトリー化を実現できます。
データ活用基盤を短期間で構築
通常、設備データの見える化には、
- データ収集システム
- データベース
- BIツール
それぞれの設計・開発が必要になります。
デバイスエクスプローラ OPC サーバーとMotionBoardを組み合わせることで、設備データ収集から可視化までをシンプルに構築でき、開発工数や導入期間の削減につながります。
リアルタイムな状況把握を実現
設備から収集したデータを継続的に蓄積・可視化することで、
- 設備異常の早期発見
- 予防保全
- 生産性向上
- 品質改善
といった取り組みを支援します。
現場と経営をつなぐ見える化
設備単位の稼働状況だけでなく、工場全体の生産状況や設備効率、品質指標まで統合的に可視化できます。
現場改善だけでなく、データに基づく意思決定を支援する仕組みとして活用できます。
システム構成
デバイスエクスプローラ OPC サーバーとMotionBoardの連携方法には、主に以下の3つの構成パターンがあります。
①デバイスエクスプローラ データロガーを活用したデータベース連携
最も標準的かつ導入しやすい構成です。デバイスエクスプローラ データロガーを利用することで、設備データを時系列データとして蓄積できます。
Dr.SumにODBC接続することで、
- タイムスタンプ
- 設備の測定値
- 稼働状態
- 生産実績データ
などをリアルタイムに蓄積可能です。蓄積されたデータはMotionBoardから参照でき、過去実績の分析からリアルタイム監視まで幅広く活用できます。
特に製造業では、「まずは設備データを確実に蓄積し、その後分析・見える化へ発展させたい」というケースが多く、本構成はデータ活用基盤として最適です。

図2:デバイスエクスプローラ データロガーを活用したデータベース経由による連携の構成
②HTTP連携
デバイスエクスプローラ OPC サーバーのHTTPクライアント機能を利用し、MotionBoardのリアルタイム連携機能と接続する構成です。リアルタイム性を重視する用途で活用できます。
③MQTT連携
デバイスエクスプローラ OPC サーバーが対応するMQTT機能を活用し、MotionBoardへデータ連携する構成です。今後のIoT活用やクラウド連携を見据えたシステム構成として選択できます。
これら①~③の構成は、産業用通信ソフトウェア「デバイスエクスプローラ OPCサーバー」だけでなく、IoTデータアクセスユニット「デバイスゲートウェイ」でも構成可能です。

図3:HTTP、MQTTによる直接連携の構成
結論
製造業におけるデータ活用の第一歩は、設備データを確実に収集・蓄積し、誰もが活用できる形で見える化することです。
デバイスエクスプローラ OPC サーバーは、多様な設備との接続を容易に実現し、MotionBoardおよびDr.Sumは、蓄積されたデータを価値ある情報へと変換します。
特に、デバイスエクスプローラ データロガーを活用したDr.Sum連携構成は、設備データをリアルタイムかつ時系列で蓄積し、製造現場の見える化基盤を短期間・低コストで実現する有効なアプローチです。
デバイスエクスプローラ OPC サーバーとMotionBoardの連携により、現場改善から経営判断までを支える製造業向けデータ活用基盤を実現します。
使用製品・サービス
たけびし: デバイスエクスプローラ OPCサーバー デバイスエクスプローラ データロガー デバイスゲートウェイ
ウイングアーク1st: MotionBoard (外部リンク)

