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パトライト AirGRID
パトライト AirGRID とたけびしのOPCソリューションの連携
製造現場では、設備の稼働状況監視によるOEE可視化や異常をリアルタイムで把握し、迅速な対応を行うことが求められています。しかし、既存設備の多くはIoT対応が進んでおらず、データの収集・分析が困難なケースも少なくありません。
本記事では、パトライト社の「AirGRID」と、たけびしが提供している産業向け通信ソフトウェア「デバイスエクスプローラ OPC サーバー」や、IoTゲートウェイ「デバイスゲートウェイ」を組み合わせることで、簡単かつ低コストで設備のIoT化を実現する方法をご紹介します。
パトライト AirGRIDとは
AirGRIDは、製造現場で広く利用されているパトライトの信号灯に無線通信機能を付加し、稼働状態をネットワーク経由で収集できるシステムです。
パトライト製信号灯に送信機(WDTシリーズ)を取り付けることで、受信機「WDR-PRO」と無線通信し、設備を簡単に上位システムへ連携できます。
特徴
- 無線通信による簡単設置:既存の信号灯に後付けが可能です。
- 稼働データの取得:点灯色やパターンをデータ化できます。
- Modbus対応:汎用のプロトコルで外部システムと連携が容易です。

図1:AirGRID WD PRO システムイメージ
しかし、パトライトの信号灯がついている設備だけでなく、設備全体の稼働状態を把握するには、現場に存在するあらゆるメーカーの装置、コントローラ、センサ等からのデータも必要です。メーカー固有の通信仕様に対応するには、仕様の把握から通信用プログラムの実装までに多くの時間とコストを費やす必要があります。
デバイスエクスプローラ OPCサーバー/デバイスゲートウェイ連携によるメリット
AirGRIDはModbus通信に対応しており、当社のOPCサーバーやデバイスゲートウェイと容易に接続できます。この連携により、以下のメリットが得られます。
取得データのデータ可視化・分析
信号灯の稼働情報をOPC UAやMQTTを介して上位システムに集約し、ダッシュボードや分析ツールで見える化できます。
設備全体のデータ収集
AirGRIDを介した信号灯の情報だけでなく、PLCやNC、ロボットなど400機種を超える機器との通信に対応できます。
旧システムにも後付けでIoT化が可能
既存設備にAirGRIDを取り付け、OPCサーバー経由でMESやクラウドに接続することで、レガシー設備でも簡単にIoT化を実現できます。
異常検知・予兆保全への応用
稼働状態の履歴を分析し、異常傾向を早期に把握することで、ダウンタイム削減に貢献します。
連携の構成
構成イメージ:
AirGRID WDR PRO → Modbus通信 → デバイスエクスプローラ OPCサーバー/デバイスゲートウェイ → OPC UA/MQTT/HTTP → SCADA・クラウド・BIツール

図2:AirGRIDとデバイスエクスプローラ OPCサーバーまたはデバイスゲートウェイ連携の構成
各製品の概要
産業用データ連携プラットフォーム「デバイスエクスプローラ OPCサーバー」
- 制御機器のデータをOPCやMQTTに変換し、上位システムと連携するソフトウェア
- 製造現場で使用されている400シリーズ/100ベンダー以上の制御機器にアクセス(主要PLC:三菱電機、オムロン、キーエンス、横河、富士電機 など)
- 国内シェアNo.1、累計40,000本販売。国内外問わず多数の導入実績あり
IoT対応データアクセスユニット「デバイスゲートウェイ」
- 設備の情報を取得し、クラウド等のIoTサービスへ橋渡しするユニット
- OPC UA/MQTT/HTTP/FTP/SNMP等に対応しており、多彩なIoTサービスと連携
- 製造現場で使用されている320シリーズ以上の制御機器にアクセス
各製品の設定詳細
こちらをご確認下さい。
まとめ
パトライト AirGRIDとたけびしのOPCソリューションを組み合わせることで、現場の稼働情報を簡単にデジタル化し、IoT化を推進できます。既存設備への後付け対応やクラウド連携も容易で、スマートファクトリー実現への第一歩として最適なソリューションです。
使用製品・サービス
たけびし: デバイスエクスプローラ OPCサーバー デバイスゲートウェイ
パトライト: ワイヤレスデータ収集システム AirGRID WD(外部リンク)
各製品の設定詳細: こちらをご確認ください

