お知らせ
デバイスエクスプローラ OPCサーバー Ver.7.3.0をリリースしました。
2024.01.19
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この度、産業用通信ソフトウェア「デバイスエクスプローラ OPCサーバー」の最新バージョン Ver.7.3.0をリリースいたしました。
本バージョンでは、各種新機能追加、仕様改善、不具合修正を行っておりますので、バージョンアップをご検討頂ければと存じます。
主な新機能
- ブリッジ機能において、指定したタグ間の値を同期する双方向ブリッジ機能に対応
- ブリッジ機能において、指定したタグの値を対象タグのヒストリカルデータにインサートするヒストリカルブリッジ機能に対応
- プロジェクトエクスプローラから指定した設定(デバイス/ポート/グループ/タグ/スクリプト/構造体)のみを部分的にインポート・エクスポートできる機能に対応
- MelsecEZSocket接続において、GX Works3の接続先設定画面を使用して機器との通信設定を行う機能に対応
- MelsecEZSocket接続において、iQ-Rシリーズの二重化CPUとの通信においてアクセスするCPUを指定する機能に対応
- MelsecEZSocket接続において、iQ-Rシリーズ安全CPUに対応
- MelsecEZSocket接続において、GX Works3のプロジェクトファイル(.gx3)からグローバルラベルをインポートしてタグとして生成する機能に対応
- ロックウェル製AB Micro800シリーズに対応
- ロックウェル製AB MicroLogix/SLC500シリーズに対応
- WAGO製コンパクトコントローラ 100シリーズ(751-9301/9401)に対応
主な仕様改善
- スケール変換時に生値や工学値が範囲を超えていても品質フラグをEngineering Units Exceededにしない設定を追加
- OPC UAサーバー機能においてサブスクリプションで通信を行う際のSampling Intervalの最短周期を50msecから10msecに変更
- IEC60870 Ethernet接続において、機器からの受信データを一時的にバッファし、指定した周期で値を更新する機能(Playback)に対応
- DNP3 Ethernet接続において、Direct Operateによる書き込みに対応
主な不具合修正
- 大量のログが出力される状況でライセンスマネージャを再起動するとランタイムアプリケーションが動作を停止する現象を改善
- ログデータのレコード数が上限に達してもログのファイルサイズが増加することがある現象を改善
- 継続的に大量のログが出力されるとライセンスマネージャが動作を停止する現象を改善
- OPC UA通信で文字列配列のデータ型のタグが長時間通信にわたり読み出されるとアプリケーションが動作を停止する現象を改善
- オフラインバッファリングのレコード数が上限に達してもファイルサイズが増加することがある現象を改善
- ヒストリカルデータのレコード数が上限に達してもファイルサイズが増加することがある現象を改善
- FANUC Focas接続において、Ver7.1の設定ファイルを起動した際にアラーム詳細を選択しているタグ設定が正常に読み込めない現象を改善(対象バージョン:7.2.0~7.2.1)
- OPC UAクライアント接続において、NameSpaceが10個以上登録されているOPC UAサーバーにアクセスするとアプリケーションが動作を停止する現象を改善
その他
- Windows Server 2012(R2)のサポートを終了
アップデート内容の詳細は、リリースノートをご覧ください。
すでにVer.7をご購入済みの方はダウンロードページでパッチをダウンロードし、最新バージョンへアップデート可能です。