よくあるご質問
- OPCサーバー
- DeviceGateway
- DAサーバー
TCPとUDPの違いを教えてください。
2020.08.20
TCP/UDPは共にトランスポート層のプロトコルで、用途やシステム要件によって使い分けられます。
TCP/UDPの技術的概要や詳細については外部書籍やサイトを参考にしてください。
OPCサーバー運用時において最低限理解しておくべき各特徴について以下の通り記載します。
TCP
- 信頼性の高い通信(接続機器に対して書込/動作指示)が必要な場合使用される。
- 接続機器とのセッションを確保するため、他のソフトによってポートが占有された場合接続できないことがある。
- 再送制御機能があるため、OPCサーバー側でリトライ回数を設定する必要がない。
※TCPプロトコルを選択した場合、Ethernetポート設定ではタイムアウト時は「31.5秒以上」、リトライ回数「0」に設定されることを推奨します。
UDP
- 高速な通信(データ監視/ログ収集)が必要な場合使用される。
- 接続機器とのセッションを確保しないため、1ポートで複数ソフトと通信可能。
- パケットロスが発生することがある。
- 再送制御機能が無く、リトライ設定が必要となる。