Docker版デバイスゲートウェイのセットアップ方法

Docker版デバイスゲートウェイのセットアップ方法は以下のいずれかの方法があります。セットアップ環境に応じてどちらか選択してください。

1. ​公開リポジトリからダウンロード
   Docker版デバイスゲートウェイのDockerイメージは、Amazon ECR Public Gallery（takebishi/tkbs-dgwd20）にアップされてるため、Docker環境からこちらから直接ダウンロードして起動する方法です。
    
2. 手動ダウンロード
   Docker環境が上記リポジトリにアクセスできない場合や特定のDockerイメージを使用したい場合は、手動ダウンロードして利用します。

注意事項

• 本記事と併せて、「DeviceGateway on Docker スタートアップガイド」を参照してください。
• 本記事記載の手順を進める前に、事前にDocker Engineをセットアップする必要があります。Docker Engineのインストール方法についてはInstall Docker Engine | Docker Docsを参照してください。
• 本記事記載の手順は、Ubuntu 22.04.4 LTSを使ったコマンド例を示しています。
• 製品ライセンスを有効化する際は、本記事記載の手順に加えて、「CodeMeter User Runtime」をセットアップする必要があります。デモ版や評価ライセンスでデバイスゲートウェイを試す場合は、「CodeMeter User Runtime」のセットアップは必要ありません。

公開リポジトリからダウンロード

1. ダウンロードページからDocker Composeファイルをダウンロードします。
   
    
2. ダウンロードファイルを解凍します。
   tar -xvxf tkbs-dgwd20-docker-compose.tar.gz
   
    

3. シェルスクリプト（start.sh）を実行します。
   cd tkbs-dgwd20-docker-compose
   sudo ./start.sh
   
    

成功すると、リポジトリからDockerイメージが自動的にダウンロードされ、デバイスゲートウェイが起動します。
Docker Composeファイル（docker-compose.yml）を編集することで、デバイスゲートウェイの起動設定を編集できます。ファイルの詳細については、「DeviceGateway on Docker スタートアップガイド」を参照してください。

手動ダウンロード

1. ウンロードページからDocker Imageをダウンロードします。
   
    
2. ダウンロードファイルを解凍します。
   unzip tkbs-dgwd20-vxxx-xxxx.zip
   
    
3. アーキテクチャに応じたDockerイメージをロードします。
   sudo docker image load -i tkbs-dgwd20-amd64.tar.gz
   もしくは
   sudo docker image load -i tkbs-dgwd20-arm7.tar.gz
   
    
4. Docker Composeファイルを解凍します。
   tar -xvxf tkbs-dgwd20-docker-compose.tar.gz
   
    
5. Docker Composeファイル（docker-compose.yml）を編集し、image設定にロードしたDockerイメージを指定します。
   nano docker-compose.yml
   
   
    
6. シェルスクリプト（start.sh）を実行します。
   sudo ./start.sh
   
    

成功すると、デバイスゲートウェイが起動します。
Docker Composeファイル（docker-compose.yml）を編集することで、デバイスゲートウェイの起動設定を編集できます。ファイルの詳細については、「DeviceGateway on Docker スタートアップガイド」を参照してください。