
2008年12月9日、東京国際フォーラムにて、日本OPC協議会主催の技術セミナーが開催され、約100名の参加者のもとOPCの最新情報が次々と紹介されました。
| セッション |
内容 |
| OPC UAの概要 |
OPC UA(Unified Architechture)のオーバービューを紹介します。 |
| UA仕様の基盤技術 |
UAの基盤技術であるXML、SOAP、WS-*について説明します。また、開発プラットフォームの一つである、WCF(Windows Communication Foundation)について説明します。 |
| UA/SDKの基礎知識 |
UAを開発する上で必要な基礎知識について説明します。 主に、アドレス空間と情報モデル、サービス、スタックとプロファイル、セキュリティ、そしてOPC UA SDKの概要について説明します。 |
| UA SDKを利用したシステム開発 |
SDKを利用してCOMサーバおよびCOMクライアントをUAにマイグレーションする方法を説明します。そして、SDKを利用してUAクライアントを実際に作成します。さらに、VisioにAdd-inしたUAクライアントを紹介します。 |
WCF
OPC UAアプリケーションは、WCF(Windows Communication Foundation)を介して、WEBサービスやセキュリティサービスを利用します。
WCF書籍
日本OPC協議会テクニカルアドバイザーの鄭氏がWCFのABC(
Address,
Binding,
Contract)から実装方法まで分かりやすく解説しています。
情報モデル

従来のOPC DAは単純なタグへのアクセス機能を提供していましたが、UAはオブジェクトベースのアクセス機能を提供します。
オブジェクトは従来のVTQを包括する”変数”、OPC Commandに相当する”メソッド”、OPC A&Eに相当する”イベント”、それに相関関係を表すリファレンスから構成されます。
オブジェクトは「情報モデル」としてアドレス空間の中でノードという単位で表現されます。
サービス
UAはオブジェクトへのアクセス機能を各種サービスとして提供しています。代表的なものとして、変化通知を受け取る「Subscriptionサービス」、サーバリストを提供する「Discoveryサービス」、暗号化を提供する「Secure Channelサービス」があります。
スタック

エンコード/デコードの処理や暗号化/復号化の処理、SOAP/TCPの処理など、UAの各種サービス機能は「スタック」として提供されますので、ユーザ側は呼び出すだけで済み、実装する必要がありません。
Visioを使ったUAクライアント

VISIOを使って簡易的なSCADAを実現する事例が紹介されました。VISIO2007で提供されたVSTO(Visual Studio Tool for Office)を使ってUAサーバにアクセスし、リアルタイムモニタを行うことができます。